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意思決定簡略化に向けた気ままな備忘録

作業効率化:レポート書くときのルーティン

レポートを書こうと机に向かうたびに思う。

「あれ、前回どうやって書いてたっけ?」

 

上手く書けた時の方法も、

全然進まなかった時の反省も、

次にレポートを書き始めるときには忘れている。

 

どうせ何本も書くのだから、

ベストプラクティスは忘れないようにしておきたい。

そうすることでレポートに取り掛かりやすくなる気がするし。

 

考えてみよう。

 

目次

 

1.テーマ決め

〇問題意識の設定

レポートのテーマが既に指定されている場合はパス。

決まっていない場合は問題設定をどうすべきか考える。

考える時は、

 ・授業資料やノートを振り返って興味のあるテーマを拾う

 ・抽象的な問題意識からスタートさせる

 ・事例を説明するのではなく、事例で説明する

といった点を意識する。

〇情報収集

問題意識に沿う情報を収集する。

情報収集(主に記事検索)は、以下の手順で行う。

 ・10分間に制限して、関連のありそうなキーワードで検索。

 ・内容は読まず、関連性の高そうな記事をストック。

 ・10分後内容をざっと閲覧し、面白そうなものを熟読。

 ・そこから得たキーワードでもう10分検索…を続ける。

 

内容に対する展望がふんわり見えるまで続ける。

〇タイトルを決める

レポートのタイトルは究極のサマリー。

タイトルを決めることで、結論を見失って内容が発散することを防ぐ。

タイトルが決まらない限りは本論を書き出すことはできない。

 

2.本論を書き出す

〇論証プロセスを図式化する

タイトル(結論・仮説)が決まったら、

それを論証するためのプロセスを考えていく。

 ・問題意識→事例に当てはめる→そこから得られる示唆の論証プロセスを

  図式化して整理する。

 ・抽象→具体→中小の流れを意識

〇各段落の一行目を書く

一行目に主旨が述べられている段落はわかりやすい。

各段落一行目をつなげば結論を導き出せるようにしておくと、

全体の流れと各論がスムーズにつながる。

〇肉付けしていく

事実(特に数字)を元に各論を肉付けしていく。

この時、文章が長くなりすぎないようにすることと、

接続詞を積極的に使うことを意識する。

〇分量を制限する

レポートの枚数が厳密に規定されている場合はそれに従い、

最期の一行まで埋めるようにきっちり書く。

もし制限に幅があるならば、最低枚数に収まるように書く。

制限がなければいったん書いてみて、不要なところを削る。

 

枠が大きければ大きいほど、内容の重複等の無駄が生じやすい。

エッセンスがストレートに伝わるレポートは、

本質だけを短く指摘することができている。

したがって、短く、本当に重要なことだけを書くということを意識するためにも、

枚数は最低限に抑えることを意識する。

(同時にクオリティを求める限界値を規定することができるため、

 時間をだらだらと使う必要もなくなる。)

 

3.ダブルチェックと提出

〇新鮮味を持ってチェックする

できれば執筆後、時間を空けて、媒体を変えて読み返す。

音読できるとなお良い。

パソコンで書いていたものなら、紙媒体かipadで読み直すなど。

 

大体こんな感じだろうか。

テーマ決めにがっちり時間を使うことが重要だと思う。

 

また、Word形式のレポートだけでなくて、

PPTにも同じルーティンが使えると思う。

必要がありそうだったら、こっちもまとめようかな。

 

EvernoteとPocketの使い分け迷っていたけれど、

情報の収集はPocketのほうが便利ですね。

 

Evernoteはノート代わりにして、

Pocketをスクラップブックにします。

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たまっているレポートがたくさんある。

軸がすっきりしていれば、無駄に悩まされることもなくなるだろう。

そうすれば、着手と進行は素早くなるはずだ。

 

集中してこなしていこう。